妊婦さんにオススメな腸活ドリンク

【管理栄養士監修】つわり中の水分補給はこれ!腸から身体が整うドリンクレシピ

【管理栄養士監修】つわり中の水分補給はこれ!腸から身体が整うドリンクレシピ

 

「気持ちがわるくて思うように水分を摂ることができない」

「妊娠中に水分補給が大切なことは知っているけど・・」

頭では理解していても、体がついていかないこともありますよね。

この記事では、つらいつわり時期にも試しやすく、妊娠中に大切な腸活にもおすすめな飲み物を4種類ご紹介します。

妊娠中に腸内フローラを整えておくと、ママの体調を整えるだけでなく、お腹の赤ちゃんの良好な発育にも繋がります。

今回ご紹介する飲みものは、どれも簡単にご用意できるものばかりです。ぜひお気軽に試してみてくださいね。

―今回ご紹介する飲みもの一覧―
①フルーツハーブティー〜好みの香りでリラックス〜
②レモン&キウイサイダー~気持ちわるいときでもサッパリ飲みやすい~
③簡単手作りミルクスムージー~あなたの体に栄養を届ける~
④カフェインレスベトナム風コーヒー~おうちカフェ気分でリラックス~

つわりの時期はなかなかいつも通りに水分補給することがむずかしいですよね。

「飲めるものを、飲めるタイミングで、少しずつ」摂ることを基本に考えていただいて構いません。

どうぞ無理せずに、今回ご紹介する飲みものが少しでもあなたのマタニティライフに寄り添うものになりましたら幸いです。

 

①フルーツハーブティー〜好みの香りでリラックス〜

<作り方>
①ノンカフェインのお好みのハーブティーを淹れる
②お好みの果物を小さくカットして浮かべる

フルーツハーブティー

お好みの香りのハーブティーに、お好きな果物を小さくカットして浮かべてみてください。

おすすめは「りんごとバナナのハーブティー」です。

りんごとバナナにはオリゴ糖が含まれているため、善玉菌の代表格であるビフィズス菌を増やし、腸内を整えてくれます。

甘みを足したいときは砂糖ではなく、はちみつで。はちみつに含まれるオリゴ糖もビフィズス菌を増やし、腸内を整えてくれます。

可愛い見た目と、優しい甘さと香りで、心も体もリラックスしてくださいね。

 

②レモン&キウイサイダー~気持ちわるいときでもサッパリ飲みやすい~

<作り方>
①炭酸水にレモン汁を数滴垂らす(レモンの代わりにカボスやシークワーサーでもOK)
②カットしたキウイフルーツを浮かべる

レモン&キウイサイダー

もしサッパリしたものが欲しくなったら、こちらのレモン&キウイサイダーがおすすめです。

キウイフルーツの酸味と炭酸のシュワシュワ感が、気分もサッパリさせてくれるでしょう。

キウイフルーツに含まれる食物繊維が腸内細菌のエサとなり、腸内フローラを整えてくれるので、体にも嬉しい飲みものです。

もしキウイフルーツがなければ、レモンサイダーだけでもOKです。少しでも気分サッパリと、水分補給してくださいね。

 

③簡単手作りミルクスムージー~あなたの体に栄養を届ける~

<作り方>
①ミキサーにお好みの果物と野菜を入れる
②牛乳もしくは豆乳を加えて混ぜ合わせる

簡単手作りミルクスムージ

こちらはミキサーを使った簡単スムージーです。ミキサーを使うのでひと手間加えますが、このひと手間が美味しさの秘訣です。

おすすめは「キウイフルーツとバナナとほうれん草のミルクスムージー」です。

キウイフルーツやバナナに含まれる豊富な食物繊維が腸の働き整えてくれます。

また、ほうれん草に含まれる葉酸はビタミンB群の一種で、ママの赤血球の細胞の形成を助けて貧血予防に効果があり、赤ちゃんの細胞分裂や成長を促進します。

今回は牛乳で作ることをおすすめしましたが、サッパリ仕上げたいときは水で作っていただいてもOKです。

おすすめした牛乳に含まれるカルシウムは、ママの骨粗しょう症の予防に効果があり、赤ちゃんにとっては歯のもとになる歯胚や、骨の生成を助けてくれます。

現代女性はそもそもカルシウムが不足しがちなので、意識して摂るようにしましょう。

今回はおすすめの組合せをご紹介しましたが、冷蔵庫に何種類か果物や野菜をストックしておいて、その日の気分で組合せを変えてみても良いでしょう。

ぜひお好みの果物や野菜を使って、自分好みにカスタマイズした、栄養たっぷりのスムージーを楽しんでみてくださいね。

 

④カフェインレスベトナム風コーヒー~おうちカフェ気分でリラックス~

<作り方>
①カフェインレスコーヒーを淹れる
②練乳を適量加える

カフェインレスベトナム風コーヒー

コーヒー好きさんにおすすめの飲みものです。

練乳の甘さがコーヒーと合い、その美味しさにやみつきになるかもしれません。

スーパーで手軽に購入できる食物繊維粉末をプラスしてみると、腸にも優しい飲みものになります。

妊娠中はなかなか外でゆったりカフェをすることがむずかしいですよね。

ぜひ体調の良いときに、気分転換におうちでゆったりカフェ気分を味わって、ご自身をいたわってあげてくださいね。

 

最後に

つわり時期はどうしても栄養に偏りが出てしまいます。

そんな時も焦らずにその時に食べられるもの、飲めそうなものをぜひ召し上がってください。

一時的な「ばかり食べ」や「ばかり飲み」は仕方がありません。あまり栄養が摂れない、そんな日もあります。

赤ちゃんが元気に育っているのか不安になる日もあるかと思います。

そんな時こそ、ご自身の赤ちゃんをぜひ信じて、まずはご自身の身体をしっかりいたわってこまめな水分補給から始めてみてください。

一度に飲むことがむずかしいようであれば、少量からで構いません。

大切なママと赤ちゃんにとって素敵なマタニティライフを過ごすことができますよう陰ながら応援しております。

 


 

この記事を書いた人

まりな:管理栄養士

まりな(管理栄養士)

「いつもの生活に、食の楽しい彩りをプラス。そんな、ほんの少しワクワクする食のコンテンツをお届けします。」

幼いころから母の手料理が嬉しくて食に興味をもち、栄養学の世界に進みました。大学院卒業後は食品メーカーに勤務し、子ども向けの知育菓子の商品開発に携わりました。豊かな食経験の構築は、私たちの体と心に、栄養だけでなく笑顔や彩りも届けます。そののち、海外の食文化を学ぶためにカナダのモントリオールへ1年間留学。海外ならではのFunny Food(食の知育アート)を学びました。現在は双子管理栄養士として、双子の妹とともに親子向けのワークショップの開催やレシピ開発に携わっています。一児の母として育児にも奮闘中です!
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